所在地: | 埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬357番地の1 |
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生産品目: | 石灰石骨材 ・石灰石2005 ・S1(砕砂) ・8号(砕砂) |
環境マネジメントシステム: | JIS Q 14001:2015, ISO 14001:2015 登録番号 JSAE 706 |
武甲山における石灰石の採掘は3社3鉱山が山頂よりベンチカット採掘法によって採掘しています。隣接鉱山と標高レベルを均一に維持するよう協調して採掘することで、大切な資源である石灰石を無駄なく採掘できるとともに、安全な鉱山操業を実現しています。
武甲山山頂から望む採掘場
バケット容量13m3の積込機、積載量60~90トンのダンプトラック等大型重機の導入による高効率採掘を行っています。
鉱山重機による採掘
長距離ベルトコンベヤ輸送では坑内から坑外プラントまでの標高差を利用した発電を行い、省電力による環境負荷低減に貢献しています。
長距離コンベヤによる発電
武甲山より産出される石灰石は炭酸カルシウム(CaCO3)の純度が高くセメント、石灰製品、コンクリート用骨材など多くの製品の原料として利用することができます。
石灰石
坑外のプラントにて二次破砕及び選鉱処理を行い、次のように使われています。
出荷品の積み込み
フサザクラ、バッコヤナギ、イワシモッケ、ヤマブドウ等の在来植物を採掘跡地に植栽し緑化を行っています。
採掘跡地の緑化
Q. 最近武甲山に見える黒い階段みたいなものは何か?
A. 斜面の一部に石灰石を積み上げる工事をしています。黒い階段のように見えるのは石灰石を階段状に積み上げているからです。この工事を行なうことで山の斜面が将来にわたって、頑丈になります。
武甲山